集中が難しいお子さんの勉強に、ぜひ試してみてください。

「うちの子、集中力が続かなくて、、」。そんなお悩みをよく伺います。
お宅ではどのように対処されてますでしょうか?
また、何分続けられたら「集中できた」とされてますでしょうか?

なかなか扱いが難しい「集中力」ですが、意外と集中に対する認識や取り組みは曖昧な気がします。

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小さくても効き目はバツグン

そこでおすすめしたいのが、勉強する時間と休憩する時間を音の鳴るタイマーで区切るというシンプルな方法です。

そして、「今日は何時間勉強しよう」ではなく「今から15分やってみよう」というように、具体的に時間を小分けにして取り扱う考え方です。

この小さな取り組みが、学びへの向き合い方を大きく変えます。


– **長時間の集中が難しい子ども**:終わりが見えない学習は、それだけで負担になります。タイマーで区切ることで見通しが持て、集中を保ちやすくなります。

– **気乗りしない課題**:好きではない作業ほど時間の感覚が曖昧になり、ズルズル引き延ばしがちです。タイマーは「この時間だけ」という枠を与え、取りかかるハードルを下げてくれます。

「自分でコントロールしている」感覚の影響は大きい

タイマーの効果は時間管理だけにとどまりません。**自分でタイマーを押して始め、鳴ったら止めて休憩に入る**、というプロセス自体が、学習への向き合い方を変えます。

誰かに「まだやりなさい」と言われ続ける学習ではなく、自分の意思でスタートし、自分の意思で区切りをつける。この積み重ねが「勉強は自分でコントロールできるものだ」という感覚を育て、前向きな気持ちにつながっていきます。

ポルトでの事例

ポルトでは、一回あたりの勉強時間とその後の休憩時間を、生徒自身に決めてもらうところから始めます。しばらくは横についてその時間配分が本人に合っているかを見極め、必要があれば調整します。集中できる時間が短くなってきたら、20分だったものを15分に見直す、といったこともします。

ただ、すべての学習でタイマーを必須にしているわけではありません。内容によっては使わずに取り組みますし、多用が合う子もいれば、あまり使わない方が合う子もいます。時と場合、相性を見ながら使うようにしています。

裏付けとなる研究

タイマーを使った学習法の代表が、25分の作業と5分の休憩を繰り返す「ポモドーロ・テクニック」です。フィリピンの高校生を対象にした研究では、時間の計画性・時間への姿勢・時間の浪費の抑制に有意な改善が見られました。理論的な裏付けとしては、外部からの合図で作業を切り替える方が効率的だとする研究や、中断された作業ほど記憶に残りやすいとする「ツァイガルニク効果」の研究が挙げられます。

一方、大学生を対象にした比較研究では、ポモドーロ式の休憩は他の方式より疲労やモチベーション低下がやや早く現れる傾向も見られました。「区切ればそれで万能」ではなく、子どもの状態に合わせた使い方が大切だとわかります。

ポルトで使っているアイテム

ポルトでは、ドリテック社の「ラーニングタイマーS(T-603)」を使っています。丸くてかわいいボタン、卓上で見やすい45度傾いた大画面など、学習用の工夫が満載です。

漢字の書き取りを嫌がっていたある生徒は、このプクっとした愛嬌のあるボタンを見て「自分で押したい!」と言い、押すと同時にスイッチが入ったように書き取りに取り組み始めました。道具そのものが、始めるきっかけになった瞬間です。

[T-603 ラーニングタイマーS(ドリテック公式サイト)](https://www.dretec.co.jp/stationary/timer/t-603/lang-ja)

おわりに

タイマーは、ただの時間管理ツールではありません。学習を「終わりのない苦行」から「区切られた挑戦」に変え、子どもが自分の力で学びに向かう感覚を育てる小さな仕掛けです。勉強に取り組みにくさを感じているようでしたら、一度タイマーを使った勉強を試してみてください。

※お子さんに合った集中方法や勉強方法についてのご相談にもお応えしています。お気軽にご連絡ください。
学び場ポルト 藤本 a-fujimoto@m-port.jp

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