不登校は辛い。でもチャンスでもある。

今の日本で不登校になると本人も親もつらいことが多いです。

でも、捉え方を変えることができれば、家族にとって大きなチャンスになります。
それは、「わが子にとって、自分にとって、幸せな人生とはどんな生き方か?」を正面から考える時間を得られることです。考えざるを得ない、というのが現実だと思いますが。

普通に学校に通い、社会人になった場合、このテーマについて真正面から向き合うことは、ほとんどないでしょう。
それはある意味幸せなのかもしれない。

でも、親はわが子の幸せについて、子どもは自分の幸せについて、深く考えることは決して無駄なことではない。私はそう感じました。

日本は今、豊かな生活を送りやすい環境です。にもかかわらず、もしくは、だからこそ、子育てにおいては「より上に」「より前に」という意識が強くなっています。

もちろん、より高いところを目指すことは悪いことではありません。が、上に行くこと、前に出ること、だけが幸せではない。そのことを心の底から理解するのは実は難しいことです。

生き方の選択肢が増えてきたとはいえ、まだまだ「良い高校→良い大学→良い会社→安定した生活→幸せ」という認識が強いと感じます。決して悪いことではありませんが、それ以外にも「幸せ」に生きる方法はいくつもあるはずです。

今不登校で苦しんでいる方にとって、ただ苦しいだけでなく、わが子と自分の幸せのあり方を考える、尊い時間になることを願っています。

藤本哲人

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